Sunlake TOYOBO 製作記録・レースレポート

　2001年　製作記録2


		report top
		1993
		1994
		1995
		1996
		1997
		1998
		1999
		2000
		2001
		9号車概要
		製作記録1
		マレーシア1
		マレーシア2
		マレーシア3
		製作記録2
		鈴鹿レポート
		電力データ比較
		湖東レポート
		2002
		2003
		2004
		2005
		2006

マレーシアからの帰国

マレーシアのレースから7/4にコンテナは帰国した。約１ヶ月ぶりのソーラーカーとの再会である。
マレーシアからの帰国時は、スコールに降られ、そのままコンテナに積み込んだため、錆びや、黴の心配をしていたが、ソーラーカーは予想していたよりも被害が少なかった。とはいえ、鈴鹿のレースまでにマレーシアで受けた追突事故の個所を修復しなければならない。

後部修復開始


変形した縦リブ	破損部分の切り取り


新しい部材の取り付け	削りだし

追突された後部部分を丁寧に分解し、どこまで作り直さなければならないかを確認した。その結果ソーラーパネル２列分までボディ縦リブが変形していることが判明し、そこまでを再製作することとした。
再製作は、「いつか来た道」　前回と全く同じようにリブを製作し、旧来あったものと置き換える。
そのリブに沿って発泡スチロールの塊を接着し、後はひたすら削りだし作業である。


Zylon積層	Zylon貼り込み完了

太陽電池取り付け

削りだされた発泡スチロールにZylonを積層しボディ基本部分は完成。
その後、軽量化と電気配線を通すために肉抜き加工を行い、パネルを取り付け、約２週間で今回の破損部分は殆ど修復完了。あとは、かつて園田が丹精込めて作った極薄ウインカーを取り付けるのみ。なんとか鈴鹿のレースには間に合いそうである。

新たなレギュレーションに合わせて


新規追加の6点式ベルト	後部牽引フック

今年から鈴鹿レースでは、４点式以上のシートベルトが義務化、動力線へのヒューズの取り付け、後部牽引フックが義務化となり、それらの追加作業も行った。

その他の改良点？


進化したラチェット機構	特製アダプターを付ける前田

ラチェット機構の改良、ラチェットは昨年の鈴鹿では直ぐにラチェットが効かなくなってしまったのでマレーシアのレースに向けて改造を行ったが、改善は見られなかった。
このため更なる改造を施し今回の鈴鹿のレースに臨むことにした。
また、最後端はマレーシアで追突されたときに監督の呟いた言葉「今度作る車は最後部を尖らして後ろから来た車を真っ二つにしてくれるは！」これを、前田が忠実に再現しようとして薄いアダプターを取り付けた。
基本部分は何とか完成し、あとはレースに向けて微調整のみ！

		ページトップへ

"The Place in the Sun" トップへ

SUNLAKE Original website
2014.08.20 renewal open