|
|
|
車検 |
|
|
|
|
|
今年の車検日は雨天であった。例年TeamSunLakeは車検一番を目指して、車検開始時間前より動き出すのだが、今年は躊躇した。
今年の車は車検にも心配な要素を沢山含んでおり、特にブレーキが心配であった。走行抵抗を下げるためディスクブレーキのパッドがローターに触れないようにしてあったため、効きが甘いのである。
その上、雨で路面が濡れていれば尚のことブレーキテストが不安である。
少し雨が小降りになったところで、車検を受けに出発した。幸い?どのチームも天候を見ながら動いた為、まだ、車検を受ける車は少なかった。順調に車検項目を過ぎ、最後ブレーキテストとなった。
この時点で、車検1番のり目前であった。一回目のブレーキテスト失敗、それもブレーキポイントをミスしてだった。ドライバー平沢は、1番のりを目指す監督に叱咤されるのを恐れて、すぐさま再チャレンジ、幸い後続車もミスし、結果として今年も車検1番のりの好スタートであった。 |
|
|
|
予選 |
|
|
|
|
|
今年の予選通過タイムは5分15秒前後と予想し、安全を見て、
5分を切ることを目標タイムとした。
予選タイムは4分47秒のほぼ 目標値を出したところで、最小規定周回数でピットに入った。
結果は、今までに無い好成績で、総合9位クラス3位であった。 |
|
|
|
第1ヒート |
|
|
|
|
|
今年のTeamSunLakeはいつもとは違う。必勝体制で臨んでいた。
近江神宮に必勝祈願にも行った。
昨年、最終ヒートでステアリングのネジを落として、危うくリタイヤしそうになったので、各所のチェックリストも作ってあった。このリストに基づき各ヒート毎に、点検を行うことにした。第1ヒート前点検OKだった・・・ |
|
|
|
第1ヒート順調に周回を重ねていた。全く計算どうりであった。
そろそろ2時間になろうかとしていた時、予期しなかった事が起きた。
第2コーナーで太陽電池パネルの1枚が吹き飛んだ。ピットに入れるかそのまま走らすか判断に迷った。パネル周辺部の被害状況が分からないまま、ピットに入れても時間の無駄になる可能性があるとの判断で、そのまま走らせたが、結果、これが敗戦の1要因となった。
第1ヒートは26周、総合8位クラス2位となった。 |
|
|
|
第2ヒート |
|
|
|
|
|
太陽電池パネルの予備が無い為、吹き飛んでバリバリに割れた太陽電池を取り敢えず配線して、レースに参戦。前日と第2ヒート前まで、曇りか雨という天気であった為、ほとんど充電はできず、逆に太陽電池が割れた我々には好都合であった。SunLakeTOYOBOは見た目順調に走行し(不覚にも、我々もそう信じてしまった。)このヒートで17周し総合5位クラス2位で終了した。 |
|
|
|
第3ヒート |
|
|
|
|
|
スターティンググリットは未だかつて無いほど前方に居た。前に車が2台しか居ないなんていうのは、見たことがない。
レース終盤2時間30までは、何ら異変はなかった。計算どうりに走っていると思っていた。しかし、現実は違っていた。
バッテリー残量を約200W読み間違えていた。結果、予定よりも早く電圧降下が起き、車両を止めて充電せざるをえなかった。
下位の車は迫っていた。少し休めては走りを繰り返し、何とか2周をこなしたが、結果は2台に抜かれ表彰台から転がり落ちてしまった。
第3ヒートは24周で、総合14位、クラス6位総合成績67周、総合10位クラス4位で過去最高成績で有ったが、非常に残念な結果であった。 |
|
|
|
反省 |
|
|
|
|
|
ヒート前チェックリストには、パネルの剥がれの項目が有ったが、発見できなかった。
第1ヒートはピットに入れずに走行させた為、エネルギーロスが大きかった。
また、2ヒート以降も1枚分のパネルロスがあり、この分は約188wと見積もられ、約2周分に相当する。
何時も数%が勝敗を左右すると分かっていながら、車の性能を過信しすぎ、最後まで表彰台に食い込めるのではと勘違いしてしまった。
終わってみれば、第1ヒートで勝敗は見えていたのに。
来年こそ、表彰台に!! |
|
|