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レース概要 |
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レースは、競技時間50分間の第1ヒートと競技時間70分間の第2ヒートの合計周回数で競われた。
当日の天候は晴れ後、曇りで、各チームレース後半はエネルギー切れで、減速を余儀なくされた。
しかし、昨年より競技時間が少なくなったため、止まってしまう車は少なかった。 |
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第1ヒート |
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今年の第1ヒートは、高橋君が担当した。
彼は、昨年の神戸ソーラーカーラリーに参加したことはあるが、サーキットを走るのは初めてであった。 このため、スタート直前非常に緊張していた。
いよいよスタート準備のため、スターティンググリットに押し出すその時に問題は起きた。
コックピットから高橋君が叫ぶ!「何か後ろから異音がする」
直ぐにピット作業が始まった。
スタート時間は迫っている。異音はモーターから発していることが分かり、モーターを取り替えることに、急いで取り替えるが、既にスタートは切られ、他のチームは順調に周回を重ねる。
第1ヒート約半分が終了した時点でやっと、ピット作業終了、ピットスタートをした。
ピットからの指示は、ひたすらラップタイムを上げろ、のみであった。
その後は順調に周回を重ねたが、大幅なロスのため周回数は、僅かに7周、総合順位19位、クラス最下位となってしまった。 |
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充電時間 |
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第1ヒートから第2ヒートまでは約3時間太陽電池からの充電が可能だが、第1ヒートが昨年より短い上に半分の時間しか走行していなかったために、エネルギーはほとんど消費していなく、僅かに300whを供給するだけでバッテリーを満タンとなった。また、第1ヒートの結果から、ラップタイム3分30秒台であれば90w程度の少ない消費で済むことも分かった。昨年より2割程度消費が少なくなった。 |
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第2ヒート |
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第1ヒートが振るわなかったため、スターティンググリットは、遥か後方となってしまった。第2ヒートは、当チームのエースドライバー平沢である。
スタート直後、猛ダッシュをかけ、ホームストレートでゴボウ抜きにし、第1コーナーへ消えていった。
次にホームストレートに帰ってきた時は、既に2位となっており、実に17台抜きである。4周目以降は、ついに首位になり、快走を続けた。しかし11周目で首位を明け渡してしまった。
ピットからはタイムを上げるように司令が出されたが、思うようにラップが上げられない。結局2位のまま、第2ヒートを首位と約23秒差でチェッカーを受けた。 |
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レース終了後ソーラーカーの車輪を見てラップを上げられなかった原因が分かった。
第1、2ヒート間で行われた4輪車レースでコース上にタイヤのゴムが多数有り、これを我がチームの車のタイヤが拾い、タイヤの周りのゴムが纏わりついていた。この為、グリップが無くなり、ラップが上げられなかったと判明した。
第2ヒートは総合2位、クラス1位となったが、第1、2ヒート合計順位は、総合7位、クラス2位となった。
エネルギー的には、残量が沢山あり、仮に3分30秒ラップですべての時間を走行しても余裕が有ることが分かり、残念なところはあったが、今夏に開催される、鈴鹿ソーラーカーレースに向けて順調な滑り出しであった。 |
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