スターテイングドライバーは昨日と同じく平澤。
スターテインググリッドで記念撮影
絶好のソーラーカー日和で発電量も多いので当初41周回を目指していたが、未だ余ると言うので目標を42周回に変更。5分45秒くらいで快調に飛ばす。
上位3チーム芦屋大学、OSU、オーロラは信じられないくらいのスピードで追いぬいていく。抜いていくほうも大変だろうが抜かれるほうもすごく恐い。
なんせ、バックミラーに見えたと思ったらすぐに追いぬかれるので実質上避けようが無いのだ。
そうこうしているうちにチャレンジクラス3位のバカボンズをLAPした。バッテリー残量はSunlake号のほうが余裕がありそうだが、いかんせん昨日4LAPされているので可能性は無い。昨日のトラブルが悔やまれる。
第1ヒートと同じく1時間半で高橋に交替した。時を同じくして急に天候が悪くなり、発電量が劇的に減ってしまった。
メンバーは必死にインターネットで天候予測を行うが、天気は結局結果論なのであまりあてにはならない。高橋から遠くの雲で雷が光ったと連絡があり、ペースを落とすことにした。
このまま雨が降らない程度に天気が悪ければひょっとして表彰大の可能性もあると思い、「そのためには止まらないことが絶対条件」と言うことでかなりペースを落として走行。その期待は見事に裏切られ途中から天候は回復してしまった。
再び6分を切るペースに戻したが、順位にはまったく関係無く総合11位、クラス4位でチェッカーを受けた。
クラス3位の車とは2LAP差であり第1ヒートのトラブルが無ければ十分に競争出来たと思われる。
PITには研究所の新入生達が見に来てくれ、充分にソーラーカーレースの楽しさを理解してもらった様子でメンバー達にはそれがなによりもうれしかった。
見学に来てくれたみんなも入れて記念撮影
表彰台に上るという目的は達成できなかったが、一時は出場すら危ぶまれたことを考えると今回の成績は納得の結果である。苦労して製作したSunlakeNeoは2002年にクラス4連覇した車両よりもさらに消費エネルギーの少ない車になった。シェイクダウンでこの性能なので今後の改良が非常に楽しみになる。
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