いよいよ鈴鹿1週間前になってしまった。本格的に作業できるのはのこ土日の2日のみである。
最大の難関は前後スパッツを完成させることである。
前のスパッツは木工の達人 前田が担当し新しい工法で挑んだ。スチレンボードで骨組みと外形を組みたててその外側にケブラー+エポキシ積層を行う工法である。
だが7/30の朝の時点で未だボディへのフィッティングが出来あがっておらず積層することが出来ない。現物合わせの達人高橋を助手に前田が必死に合わせていく。この作業中はシャーシが上下逆になっているため配線作業やこまごまとした調整が出来ない。
午前中にフィッティング終了、ようやく積層作業を行う。積層後に中の骨組みを切りとってタイヤの稼動範囲を確保してようやく完成した。
スパッツの積層作業
出来あがった前スパッツは予想に反してかなり良い感じに仕上がったが重量はかなり重い。前スパッツは脱着式になっているのだが、取りつける方法はこの時点で未だ未定であった。取りつけ方法は実に鈴鹿出発2日前に決定し前日ギリギリに取りつけられた。
出来上がったスパッツを仮付け 意外に良い感じ
7/31(日)の17:30くらいにスパッツ取り付けを除く大方の作業が終了。そこからようやく色を塗ることになった。時間も設備も無いので普通の水性ペンキを刷毛で塗りつけるという乱暴な作業を人海戦術で強行。塗り斑が多くとても近くでは見れない状態であるがとりあえずはこれで鈴鹿を走れる目処がついた。
とは言え、アライメントはおろかアッパーカウルやスパッツを着けての走行を一度も行うことが出来なかった。車検はとおるのだろうか?
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