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レース概要 |
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レースは、競技時間30分間の第1ヒートと競技時間90分間の第2ヒートの合計周回数で競われた。
天候は前日の雨天がなんとか回復し、レース開始時間では晴れ時々曇りといった状況であった。各ヒート間で充電が十分出来、第2ヒートもせいぜい90分間であることから、高速レースが予想された。
前日の打ち合わせで、我々の目標ラップタイムを決定した。
高速レースが予想されるので出来るだけ早く走らせたいが車を壊してしまっては困る。
エネルギー的には余裕が有ると考えられることから、車を安全に且つ最も早く走行できる時間として昨年実績から3分30秒を目標ラップタイムとした。
また、昨年の経験から、このコースは追越しが困難であるとの平澤君の指摘により、スタート直後に首位に立ちコースを譲らず自由なコースどりで走行できるようにすることを目標とすることとした。 |
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第1ヒート |
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今年の第1ヒートは、昨年同様、高橋君が担当した。昨年はレース直前車両の異常が発生し、彼にとっては残念な結果であったため、出走前点検は万全をきした。
予選が無いためスターティンググリッドは主催者指定の場所となり、SunLkaeは4番グリットとなった。
いよいよスタート、高橋君は打ち合わせどうりロケットスタートして1コーナーへと吸い込まれて行った。
序盤はどのチームを様子見のためか余り速度を上げて来ず、高橋君も自分の速度に不安げであった為、目標ラップを下回る速度で走っていたが、徐々にラップタイムを上げ、終盤には目標タイムで周回を重ねた。
その間に2位3位争いをスカイエースとファルコンが激しく繰り広げられており、SunLkaeも次第に追い上げられ6周目に同2台に抜かれるが、7周目にスカイエースを抜き返して、最終的には総合2位、クラス1位で第1ヒートを終了した。
高橋君は昨年の雪辱を果たした。1位2位3位の周回数は7周と同じで、トップとは数秒差であった。 |
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充電時間 |
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第1ヒートから第2ヒートまでは約3時間太陽電池からの充電が可能だが、第1ヒートが30分間しか走行していなかったために、エネルギーはほとんど消費していなく、僅かに280whを供給するだけでバッテリーを満タンとなった。また、第1ヒートの結果から、ラップタイム3分30秒台であれば90wh程度の消費電量であることが分かったが、これは昨年とほぼ同等で、ボディーを作り変えて改善の効果が余り無いことが判明し、今後の課題となった。 |
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第2ヒート |
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第1ヒートの結果から、スターティンググリットは、2番となりSunLake始まって以来の好位置となった。
第2ヒートは、当チームのエースドライバー平沢である。安定した走りとテクニックで首位へに期待が掛かる。
第1ヒート同様、スタート直後、猛ダッシュをかけるが直後をスカイエースとファルコンが猛追、次にホームストレートに帰ってきた時は、なんとか首位をキープしていたが、2周目以降は、車を壊してはいけないという平澤の判断で3位に転落。
以降当初目標ラップタイムで順調に3位をキープした。その後、首位争いの2台は激しく競り合い、その影響かファルコンがタイヤ交換に入る間に再び2位に浮上し、ノントラブルで安定に走行して総合2位、クラス優勝に輝いた!
この2年、サーキットではトラブル続きであったが、今回は見事走り終え、今夏に開催される、鈴鹿ソーラーカーレースに向けて順調な滑り出しであった。 |
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