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line1 line2  サンレイクの構造 line3
   
  icon シャーシ構造
  icon ボディ
  icon 電装系
  icon サスペンション
   
ボディー
 
icon ボディー
 
  TeamSunLake号のボディーは、初代と2代目は通常のコンポジットを作る手順で製作しました。
初代は、東洋紡の「ダイニーマ ® 」(>>詳細へGO)という高強力繊維とエポキシ樹脂のコンポジット。
2号車は、シャーシとボディーが、カーボンコンポジット材で一体成型しました。
3号車〜5号車までは、発泡スチロールの板を組み合わせてボディーを作りました。
6号車は発泡スチロールを削りだし、その表面にガラス繊維を木工用ボンドで固めました。
7号車は発泡スチロールを削りだし、その表面を 「Zylon®」(東洋紡製繊維>>詳細へGO) とエポキシ樹脂で固めました。
 
icon 型を用いたボディーの成型
 
  手間と時間がかかりますが、自由な形を綺麗に成型することができます。
   
  (1)オス型の製作
10〜20cm間隔で作りたいボディーの断面図を描きます。これに基づき実物大の骨組みをベニヤ板で切り抜きます。次に、この板を、所定の間隔で並べ、魚の骨のようなものを組み上げます。
このベニヤ板で出来た骨組みの間に、発泡ウレタンをベニヤ板から少し飛び出す位に接着剤でベニヤ板に取り付けます。この後、ベニヤ板から飛び出したウレタンをベニヤ板と同じ高さまで削り落とします。更にこの上に、ガラスファイバーを不飽和Nポリエステル樹脂をコーティングし面を出します。これでオス型は完成。
   
  (2)メス型の製作
出来たオス型の上に固形離型剤と水生離型剤を塗布し、ガラス繊維と不飽和ポリエステル樹脂をコーティングし、硬化するのを待ちます。硬化後、プラスチックハンバーで表面を軽く叩きながら、徐々に型からはずしてゆきます。このとき外れにくい場合は、オス型との間に水を入れ、水溶性離型剤が溶けるのを待ちます。
   
  (3)本ボディーの製作
メス型の内面に離型剤を塗布し、エポキシ樹脂を予めコーティングします。次に、所定の大きさに裁断したカーボンファイバー織物を樹脂の上に乗せ、その上から更に樹脂を織物に染み込ませるように塗布します。強度的には1プライでも十分でしょうが、2プライぐらいがよさそうです。
硬化後、型から外してやっと完成です。
   
  以上、通常の作り方ですと、極めて長い時間と手間がかかってしまいます。そこで、TeamSunLakeでは3号車以降、型を作るのを放棄してしまいました。それは、本来オス型に当たるものを、そのままボディーにしてしまうというものです。これによって、大幅に工程と工期が短縮されましたが、その引き換えに仕上げが悪くなってしまいます。
   
icon TeamSunLake式ボディー製作法
 
  (1)基本形の製作
上記方法のベニヤ板の代わりにスチレンボードを、発泡ウレタンの代わりに発泡スチロールを用いて製作します。これによって、芯となる部分の重量の低減が図れます。このとき予め、内部となる部分のスチレンボードや発泡スチロールを組み上げる前にくり抜いておきます。
組み上げた後は、やはり上記と同様に、希望の形に削り上げます。
   
 
ボディー製作_図1
   
  (2)表面仕上げ
出来た、発泡スチロール型の切り屑を綺麗に掃除した後、エポキシ樹脂とZylon®やカーボン等の 織物で表面に貼り付け、離型剤を塗った薄いフィルムを表面に沿わせて貼り、硬化を待ちます。
硬化後、フィルムを剥がすとフィルムの表面が転写されて、比較的綺麗な表面が出来上がります。
   
 
ボディー製作_図2
   
  参考リンク:1998製作記録11999製作記録
 
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