The Place in the Sun

三文楽士の休日

FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP
DREAM CUP SOLAR CAR RACE SUZUKA 2008

2008鈴鹿 風の化身編

SUNLAKE EVOLUTION


セクション1 「沈黙の声」


2008年8月1日(金) 06:30 行列開始

 「なーに? あれで並んでるって訳?」 と細川さん。
 「うん、もちろん!」
 「じゃあウチも並ぼう」



「あれ」とは、そうです後輪スパッツとTシャツです。

その後ろにすかさず長野工業高校 Go/Stopのサインボード
(こういうのって一年生が担当させられるんだよね?。)

 ここまで後ろに列が出来あがると、一番前だって事を認めて頂いたって事になる。僕たちのミッションは車検ポールポジションの獲得なのであった。昨年は台湾チームとの陣取り合戦が勃発したのだが、今年は国際紛争に至らずに済んだ。


06:34 某監督 到着



06:42 本体到着



そうこうしている間にピットロードにタケハラ号が現れた。



大急ぎで荷下ろしし、



シャーシを順番待ちの列に運び、

06:52 シャーシを並べる。



こいつを並べれば、もう文句ないだろう。

07:18 太陽光争奪合戦

 駐車場を見れば、既にAuroraチームが場所取りしているではないか。それでは、とこちらも明日の夕方に備えて早々と充電台をセットすることにした。昨年のと似ているが新作である。今回のは閂を外すと、完全にバラバラの2×4材になるという趣向。


 何時の時代にもエネルギー源は争いの火種となってきた。太陽光も地球規模で見れば平等とは云えない。太陽の時代を迎えても人類は日照条件の良い赤道付近の土地や領海を巡る争いを続けるのだろうか?。

07:20 チーム・アスカ到着



07:29 あれあれ、列が・・・ 

 アスカ号の荷下ろしをお手伝いして、ふとピットレーンを見れば、この状態。


 さらに10分後が、本章冒頭の画像である。車検開始まで後1時間20分。

08:05 ドリームクラス 受付中。

 8時からの受付に少し送れて行くと、ドリームクラスの受付真っ最中。



08:20 チャレンジクラスの受付開始

 チーム数が多いのでかなり混み合ってきた。

 

 あれれ? 盛谷先生、先に終わったんじゃないんですか?

 台湾のAy先生が書類一式用意するの忘れてきて、
 とりあえず準備が出来るまで代理で並ぶことに・・・・

08:36 受付終了 

 ピットに戻ってみると、



静岡ソーラークラブ 怒濤の追い込み作業は続く

 太陽電池パネルの配置はほぼ終わり、配線作業の真っ最中。しっかりマスキングフィルム使ってお化粧もしている。この黄色は往年のファルコンのイメージカラー。 東海大系チームのユニフォームが青色に変わった年、山田先生は「(大学当局に)変えられちゃったんです。」って少し残念そうでしたからね。



立命館大学

 ヴィマーナに貼られていたシャープ製パネルを剥がし、そこにブラタリアスから剥がした昭和シェル製パネルを張り直すという、手間の掛かる作業を何とか仕上げてやってきた。大きさが違うパネルを貼るのは大変だが、空いたところを分割したシャープ製セルを並べて貼るなど、なかなか手が込んでいる。


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09:00 車検開始



まずは、車両寸法のチェックから

 例年の車検は、車体の寸法測定と、ドライバーの体重測定がほぼ同時に始まる。ドライバーの体重測定を行うコーナーの前は、スポーツドリンクの一気のみ大会と化すのだが、今年、その光景は見られなかった。今年の規則書から、従来70kgだった乗員最低重量の規定項が削除されたからである。

 乗員最低重量:規則書的にはこう書かれるが、この日本語は我慢できないので、以後「ドライバーの最低体重」とする。 この項の削除については規則書の改訂が繰り返された際の単純なミス(最低車重を巡るゴタゴタの際に誤って消してしまった)である可能性が極めて高い。

  詳しくは別ページ

 真夏のサーキット、灼熱のサウナとなるコクピットで2時間前後のドライビングを行わなければならないドライバーは過酷だ。例年、熱中症になる(なりかける)ドライバーが数人出る。事務局は熱中症への注意喚起を行っているが、そもそも「危険な行為=減量をした方が勝負的には有利」という状況を変えない限り、注意されようが何しようが危険行為に走る人は必ず出てくる。最低体重規定の撤廃は(体重による有利不利という問題も勿論あるが、それ以前に)安全側に導く仕組みとしての規則になっているかどうか?という思想の欠如を示していると思えるのである。 

09:07 視界&ウインカー・ブレーキランプのチェック



 視界チェックと指示器系統の確認試験に進む。準備が追いつかず、試験官さんバタバタ。昨年も一人足りず、手伝わされそうになった(当方はかまわないのだが)。リアのウインカーとブレーキランプは、1999年頃に当時はまだ高価だった高輝度タイプのLEDで製作した手作りユニット。しっかり防水コーキングされてボディに埋め込まれている。昨年来と同じなので視認性は問題なし。
 フロント側には、自動車用品店で市販されている、サイドミラーやバンパーに後付するタイプの防水LEDユニットをそのまま取り付けた。例年、太陽電池パネル冷却にかける水が手作りユニット内に進入し、第二ヒートの前の出走点検をヒヤヒヤしながら受ける羽目になるからである。このユニットのLED自体は十分に明るいのだが、見栄え重視で背面がミラーになっており、外光角度によっては反射光と重なり、かえって見にくくなる可能性がある。少し心配していたが、試験場はご覧の通り、朝のこの時間には車体の背後から太陽光を受ける形になり、フロント側は影なので視認性は十二分であった。

 再びコントロールタワー下に戻り、バッテリー関係とドライバー装備のチェック。とんとんと検査はここまで進んだのであるが・・・・・・・・・・・・・。

09:21 ブレーキ&脱出テスト

 ピットレーンにある試験場に着いてみると、これ以前の項目の進行が早すぎたのか、まだ準備中。 と、いうことで、しばし精神統一の時間を確保。



 さて問題のブレーキテスト。時速35kmから14m以内に停止という項目である。プラットホーム壁を左側至近距離で見ながら時速35km/hrを出すのは結構こわいらしい。ブレーキの利きの方は製作記で触れたとおり、ブレーキオイル注入用のポンプを壊してしまい、苦肉の策でなんとか入れたものの、エア抜きには少々不満が残る仕上がり。高橋はいつになく自信なさげ、「やり直し3回は覚悟しておいて下さいよ。」という、これまた頼りなげな予告であったが、

09:37 ブレーキテスト開始

 第1試技、いかにも自信なさげにオドオドとした加速(必要以上にスピードを出すと、停止しにくくなるので控えめにギリギリ35km/hrを狙うのであるが)。停止距離は短かったが、ちょっと速度が足りないなあ・・・・・。試験管からは「ダメ」の判定が出たが、すぐに「ン? いや、ヨシOK」と訂正。試走会でぶっ飛ばす姿が目に焼き付きすぎて、遅く見えてしまった、という事にしておこう。



あれれ? プラットホーム側でカメラを構えているのは・・・・?


09:40  脱出テスト


 脱出テストでは、数m走ってから停止し、そこから20秒間に自力で脱出し、ブレイカーを落とさねばならない。結果、こちらの一回目の試技で14秒合格。

09:43  車検一番で終了

ゼッケンを受け取るのが車検終了のしるし。昨年は台湾チームとトップを争い、試技が終わったのは台湾チームが先、ゼッケンを貰ったのはサンレイクが先、という微妙さを残した一番であったが、今年は文句なくブッチギリの1番で車検通過であった。



ゼッケンナンバー、今年は若返って28番。

車検は思惑通り早く終えることが出来たが、ここからが長い
  アライメントの再調整、
  ブレーキの調整、
  試走会以来トラブルが多い電気系のチェック 等々

 

左: 明日のフリー予選用バッテリーの充電
右: 本番用バッテリーのだめ押し充電準備

さらに、
 今年のレギュレーション改定と大会運営のゴタゴタの裏を探るための情報収集。
おまけに、
 明日からのピットツアーに対応するための準備と根回し。

 目が回りそうに忙しいが、全てが100%ソーラーカーのための仕事、これに没頭できるのは充実した至福の時である。(昨年は車検を終えた後、泣く泣く仕事のために大阪に移動しなければならなかった。)

11:00 ピットに岩田さん登場

  「元々ね、8時間はおろか、4時間走ろうってことすら想定外やったんですよ。でもエントラントが鈴鹿サーキットを走ってみたいっていうんでね。」
  「そうですか、エンジョイですか・・・・・(オリンピアでなくて残念)」。


 この後、平澤、前田が岩田さんと、しばし議論。最低体重項撤廃問題を中心にレギュレーション改定の手続きと進め方について話したが、岩田さんの歯切れは良くない。

 参加者の意向を全く聞かず、改訂理由の説明も無く、朝令暮改の繰り返しを進めれば、そのうち参加者の方がそっぽを向くだろう。本日夕刻の全体ブリーフィングで今年のドタバタについて、是非主催者側からなんらかの説明をして頂きたい。「ドリーム」に憧れて参加し続けてきたソーラーカーレース鈴鹿が、草レースに落ちぶれるのを見たくはない。

僕たちの叫びは届いてくれるのだろうか?

 おぼろげながら解ってきたのは、どうやら、「事」はJAF電気・ソーラー部会長の岩田氏ですら、どうにもならない政治力学でバックにあるらしいこと。

12:14 旧ジャンクヤード組 情報交換中

  

実はキャパシタ部分の車検係なんだが、と前置きして
「キャパシタの所も知らないうちに書き換えられていてね・・・・
 でも、一体どうやってそれを計るんだ?状態なのよ」
こういう話ばかり聞かされると、全てがこの調子に思えてくる。


情報収集は続く。 芦屋大OB トップガン野村氏 も精力的に動いている。


 ここにきて、入力積算計ダウン。 徹夜明けの脳みそに過負荷が加わった。 試走会時のトラブルシューティングが中途半端だったのが頭をよぎったが、今回はその時に回路を読んでおいたのが役にたった。 原因は単純な結線外れ。 コクピットの電気計器は細密充填状態。イジればイジるほど信頼性が低下する悪循環に陥っている。



サンレイクのステアリングハンドル。
計器類は全てここに搭載されている。

 右上のボリュームがアクセルと回生ブレーキ。その下に積算電流計×3、本来横長なのだが、スペースの関係で縦に並べてある。その下がスピードメーター。 左上のアナログメーターが出力電流計。その下が電源電圧計、一番下が太陽光入力電流計。

 この部分の回路をメンテするには、ここをバラさねばならないのである。

13:00 昼食

 13時過ぎ、評判のウナギ屋で昼食。23号線沿いは様変わりした南玉垣界隈だが、一筋裏通りに入れば、ウン十年前の学生時代の記憶が蘇ってくる。夜中に寮を抜け出してよく歩き回った場所だ。コーヒー一杯で何時間もたむろした喫茶レストランも健在。帰り道、SVXの後部席で短時間だったが熟眠させて頂いた。これで少し体力回復。


14:15 車検は続く



アスカ号はここ。

 車体チェック→視界と指示器類のチェックの後、ドライバー装備とバッテリー検査のためにコントロールタワー下に戻る途中の行列の中である。



なんとか車検に間に合わせた静岡ソーラークラブ


15:10 またしても電気系トラブル

 MPPTの動作が不安定で、ソーラーパネルからの充電電流が伸びてくれない。コネクター部の接触を疑うが、原因が判然としない。試走会以後、あちこち断片的には触っているのだが、そうこうしている間にMPPT五台を収納してある箱が崩れてきてしまった。このスチレンボードをガムテープで貼り合わせた箱は、ドリームクラス参戦用に車体を大改造した際に僕が作ったままの状態である。作り直したかったのだが車体製作がせいいっぱいで、それだけのゆとりが無かったのである。

 MPPT:Muximum Power Point Tracker 最大電力点追尾回路

 バッテリーに充電するためには、送り側の電圧がバッテリーより高くなければならない。ところがバッテリー電圧は充電状態によって変化し、満充電に近づくにつれて電圧は高くなる。一方、太陽電池側は、常に一定の日照が得られるとは限らず、出力は気まぐれである。移動体であるソーラーカーの場合には、日照の向きは常に変わるし、車体の一部に影がかかることもある。全ての太陽電池パネルが同一平面に貼られているわけでもない。そこで、バッテリー側の電圧に合わせて、太陽電池側の電圧を自動調整する仕組みが必要になる。効率最大になる電圧値に自動的に調整してくれるDC−DCコンバータ、それがMPPTである(単にトラッカーと呼ばれる事も多い)。

 サンレイク号のMPPTは5系統。昨年までは全20枚のパネルを4枚×5系統に均等に分割していたが、 今回はコクピットサイドの左右に各々5枚ずつ配置した向きの揃った条件の良いパネルの出力を最大限活かすために 3+3+5+5+4 という少々変則的な分割を行っている。その、最も期待している5枚組のユニットの機嫌が最も悪い。きまぐれで再現性が無いのが困りものだ。壊れかけたMPPTボックスを開けてチェックしている時はたいてい機嫌良く動いている。配線や接続点、接点を何度も見直すが特に異常は見られない。

 もしや?と思い、パワートランジスタに触れてみると「熱い」。

 熱暴走だ。そう考えると全てつじつまが合う。サンレイク号のMPPTは、2002年以前には放熱を考慮してシャーシ横に配置、車体下面からの自然吸気で冷却するように設定されていた。しかし、先の大改造時に置き場所が無くなってしまい、やむなくシャーシ中央部の風通しの悪いところに置かざるを得なくなってしまったのである。昨シーズンまで動作してきてくれたのは、1ユニットあたりの負荷がパネル4枚で余裕があったからだろう。それに加えて、今年は例年にまして暑い。



ソーラーパネル接続系統のチェック中
パネルを一枚ずつ遮光して充電電流の増減をチェックする。


 MPPTの冷却は懸念事項の一つであった。今年導入した新パネルの定格(39.8w)に端数があるため、その分を小型セルで埋めてMPPT冷却ファン用の独立電源系を確保しよういう計画はあった。しかしながら、ホビー用の小型セルには車検時に必要な「メーカーの仕様書」なんてお堅い物は付属してこない。せいぜい取扱説明書か、商品カタログに電流・電圧定格が掲載されている程度である。これを「メーカーの仕様書」として見なして貰えるなら導入しようと、その旨の質問状を事務局充てに送付したのだが、例によって試走会以後、当チームからの質問は完全無視されている。予想通り、この件についても回答を頂くことはできなかった。

 いまさら文句を言ってもはじまらない。今回のカウルは、昨年までのカウルに比較し、シャーシ上部に少しだけ自由空間が確保でき、さらに隔壁が取り払われていることにより、少しは車内空気が循環しているようである。箱の配置を工夫し、なんとかMPPT周辺の自由空間を増やすことで自然換気による冷却効率改善を試みることにした。



 レースキング氏のリクエストに応じ、ピットツアーの説明役を引き受けてくださったチームに挨拶に回る。

 本来、この種の依頼は主催者が行うべきだと思うのだが、今回は主催者が雇ったイベント業者から、レースキング氏に丸投げである。困ったキング氏が、メン氏を通じて太陽能車考古学研究所に相談に来られたという次第。実に「ひ孫受け仕事」であり、ここまで来ると、マージンは全く無い。いかにも、今回のイベントの舞台裏、主催者の無責任ぶりを象徴する構図だと思うのであえて紹介させて頂く。理科離れが進む中で、普段から学外での環境教育にも尽力しておられるキング氏(その正体は帝京科学大学の谷田部先生である)に協力できるのは僕たちにとっても名誉なことである。



 ピットツアーは、2日、3日の午前に各1回、午後に各3回が予定されている。

 午前の部は出走直前の時間帯で、車両のセットアップと最終チェック、バッテリー充電の仕上げ〜バッテリー封印と出走前点検という非常に緊迫した時間帯にぶつかっている。しかも主要メンバーであるドライバーは途中、ブリーフィングに抜けなければならない。
 午後の部はレース真っ最中である。最初の回はスタート直後。ピットは初期トラブルに備えると共に、全体の流れや、ライバルチームの動きを素早く観察して、レース全体の戦略を立てる重要な時間帯である。その後は、比較的気が楽にはなるが、レースは何が起こるか解らない。不慮のトラブルや予定外のドライバー交代などにも常に備えていなければならない。なにより説明しようにも車両そのものがサーキット上を走行中なわけで、目の前にない物を説明するのはけっこうやっかいだ。



 かかる状況につき、依頼する先はベテランのオトナのチームに限定することにした。チャレンジクラスとエンジョイクラスを上手く組み合わせれば、各々が一番緊迫する時間帯だけは避けることができる。また、普段から交流があるチームであれば、不慮のトラブルで手が回らない際には他のチームがバックアップすることも可能である。

と、いうことでご協力頂きました、
  柏会様
  オリンパスRS様
  バカボンズ様
  チーム・アスカ様
 この場を借りまして、改めまして、御礼申し上げます。

 ピットツアー協力チームには、キング氏からも特別なイベントがプレゼントされたのであるが、その内容を紹介するのはもう少し先にしよう。

15:47 フラットマウンテン氏 登場。


 「歴史は繰り返す」と云われるが、それは結果論だ。 24時間後の自分の身に何が降りかかってくるのかを予測することは、誰にもできない。


16:30

 タイムスケジュール表では、とっくに車検終了時刻を過ぎているのだが、まだまだ列は途絶えずに続いている。

  

17時過ぎ ようやく車検を終えたオーロラ・チーム

17:04 ミツバの仕掛け人U山さん登場。




17:45 全体ブリーフィング

 この全体ブリーフィングは、全クラスの参加者が一堂に会する最初で最後の場となる。内心期待はしていなかったが、その期待どおりに、レース実行部隊からはとおりいっぺんのレース運営上の注意事項があったのみで、大会までの経緯に関しては何の説明もされなかった。


質問しようと待ちかまえていた某監督も、
 「レース内容について質問は? 無ければ、じゃあブリーフィング終了」
というあっけない進行に挫かれ、表面上は平穏に全体ブリーフィングは終わった。
  

会場に満ち溢れていた沈黙の声は、どこに向かって流れて行くのだろうか?


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SUNLAKE EVOLUTION SECTION ONE

第一稿 2008.08.14.
公開  2008.08.23.
微改訂 2008.11.16.

Copyright Satoshi Maeda@Team Sunlake
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