SANYO MIRAI-I は、アモルファスシリコン太陽電池と大容量のニッケルカドミウム蓄電池に加えて、水素吸蔵合金タンクから供給される水素と空気中の酸素から電力を取り出す小型空冷式リン酸形燃料電池を搭載した「世界初のソーラーハイブリッドカー」である。
履歴
1992年3月 サンヨーテクノフェスタ
1992年8月 ソーラーカーラリーin能登(特別参加)
実車は三洋電機本社に併設されている三洋電機記念館(サンヨーミュージアム)の玄関ロービーに展示されている。
関連ページ:太陽能車考古学研究所 ワークスの章 太陽電池メーカー「サンヨー」
*************************************************************
サンヨーミュージアム入り口
まずは、そのスポーティな外観から
後ろに見えるのは「人間洗濯機」
テールのウイング部にも太陽電池が搭載されている
タイヤ。フェンダーで上手く隠してあるので不自然さは感じないが、実はかなり細い
リヤウインドウは打ち抜いたプラスチックパネル。軽量化の工夫は随所に。
天窓にも太陽電池。これがホントの「サンルーフ」
フロントグリルも、リヤグリルも黒い金網。通風を確保しながら中が覗きにくく工夫してある。
ドアサイドにも太陽電池。14年の年月でカバーフィルムにはかなりウキが出てきている。
最後に再び全景。アモルファスの柔軟性を生かした見事な造形。
2006年3月 三洋電機記念館(サンヨーミュージアム)にて 公開 2006.09.03.
附属博物館エントランス
太陽能車考古学研究所トップ
関連ページ:太陽能車考古学研究所 ワークスの章 太陽電池メーカー「サンヨー」
Copyright Satoshi Maeda@Solar Car Archaeolgy Research Institute
太陽能車考古学研究所 2006.01.01