ドリームカップソーラーカーレース2006の公式頁 *3)*4) に紹介されていた再輝チームのENAX号(7月5日〜11日展示)を東京青山のHONDA本社のショールーム *1)*2) でチェックして参りました。
1.まずは全体像
サンパワー社の太陽電池に張り替えられたENAX号 *3)*4) は、これまでのタキシードブラック的な印象から「群青」にイメージチェンジ。 見慣れたところではOSUのModel S’のパネル、古くはHONDA「DREAM」1993年型と同じ色。
2.諸元
1995年からこの形ってのが凄い。ご承知の通りドリームカップソーラーカーレース鈴鹿のポスターには何度か登場している。*5)*6) ただ、ずうっと同じ車体使っているわけでは無く、同じ型を使って何回か作り直しているらしい。同じ型を使った兄弟車が多いのも特徴的。レース中DJ氏がよく間違えてくれます。
3.前輪
前輪のスパッツ 固定式ではなくタイヤごと動くタイプで、薄さは極限。カーボンクロスの折り目が美しい。
4.後輪
後輪はよく見ると非対象。ホイールインとは云いながら、ホイールサイドモーターですからね。よく見るとモーター冷却用の空気取り入れ口が開けてあります。
5.キャノピー
キャノピーも極限まで小さい。
6.換気、冷却機構
フロントノーズの下側には空気取り入れ口
後尾には排気ファン付きの排気口。
7.再び全体像
最後に後ろから。奥にの方にアシモ君もいます。スクリーンではNHKのプロジェクトX「CVCCエンジン開発」が上映されておりました。もちろんショールームのメインは普通の自動車やオートバイなのだが、一枚くらい写真撮っておけばよかった。
資料
*1) http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/display/special.html
*2) http://www.honda.co.jp/welcome-plaza/event/
*3) http://event.yomiuri.co.jp/2006/solarcar/news/news_038.htm
*4) http://event.yomiuri.co.jp/2006/solarcar/news/news_043.htm
*5) ドリームカップソーラーカーレース鈴鹿2004公式プログラム、ポスター
*6) ドリームカップソーラーカーレース鈴鹿2005公式プログラム、ポスター
公開 2006.07.12.
移築、部分改築 2006.09.01
附属博物館エントランス
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関連ページ:太陽能車考古学研究所 プライベータの章 「再輝」
Copyright Satoshi Maeda@Solar Car Archaeolgy Research Institute
太陽能車考古学研究所 2006.01.01