Solar Car Archaeorogy Research Institute
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ソーラーカーの歴史 第二巻 「日本のソーラーカーイベント」

朝日ソーラーカーラリー

Asahi Solar Car Rally


■■■ <要約> ■■■

 朝日ソーラーカーラリーは1989年、日本で最初のソーラーカーイベントとして神戸市立農業公園にて開催され、以後2003年に事故にて中止されるまで毎年開催され続けた。1991年からは複数会場にて開催され、近畿では名古屋(長久手)会場で、関東地区では、東京(立川)、横浜、幕張などにて開催された。

 初期の大会はラリーというよりは展示会に近い物であったが、回を追う毎に競技的色彩を強めていった。当初よりソーラーカーの普及・啓蒙を目的としていたため、一般へのアピール効果を狙い、大都市近郊の公園などが会場に選ばれた。会場が狭いため競技方法は限定され、公園ラリー形式と呼ばれる独特の競技様式が確立されていった。公園ラリー形式での実走行時間は数10分程度と短く、本質的な意味でソーラーカー競技とは云いがたい面もあったが、一般の人々にも解りやすいショー的な演出が試みられた。
 1992年に創設されたシャープクラス(学生クラス)では、毎年10の学校(主に工業高校)が、主催者から無償支給された太陽電池、バッテリー、モーター等を用いてソーラーカーを製作して大会に参加した。シャープクラスは1998年まで継続され、多くの高校生チームがこの制度を利用してソーラーカーへの門をくぐっていった。

 鈴鹿ソーラーカーレース、秋田のWSR等に比較すると、初心者でも参加しやすく、ソーラーカーへの入門、普及、一般への啓蒙という意味で重要な役割を担っていた大会であった。十分な安全対策を取り入れた上での再開を期待したい。



神戸フルーツフラワーパーク

*************************************************************


■■■ <開催日時> ■■■

  第一回 1989年 9月 3日
  最終回 2003年10月18日

   詳細は個別項参照

■■■ < 主催 > ■■■

  朝日新聞社
  朝日放送(神戸会場)、名古屋テレビ(名古屋会場)
  日刊スポーツ新聞社
  各会場ごとに協賛、協力企業(シャープ、日本電池、ツシマエレクトリック、京セラなど)

■■■ < 開催地 > ■■■

 関西
  神戸会場(1) 神戸市立農業公園(兵庫県神戸市) 1989-1992年
  神戸会場(2) 神戸市立フルーツフラワーパーク(兵庫県神戸市) 1993-2003年

 中部
  名古屋会場  愛知青少年公園(愛知県長久手町) 1991-1994年

 関東
  東京会場   国営昭和記念公園(東京都立川市)1991年
  横浜会場   こどもの国(神奈川県横浜市)   1992-1993年
  幕張会場   千葉県立幕張海浜公園(千葉県市美浜区、幕張新都心内) 1995-1998年、2001年

 一覧表 AsahiEventsList.xls



幕張海浜公園

■■■ <競技、審査方法> ■■■

 (1)ラリー
  第1回大会(神戸1989)では 一周1.3kmの周回コースが設けられ
   エキビジョンラン 1周(全車両)
   テストラン 1周(各車両個別)
   競技 3周+3周(組み分け)
  が行われた。審査は実用性、機能美などの総合評価によりなされ、
  参加した全ての車に、なんらかの賞が贈られた。

  第2回(神戸1990)大会ではコースが1.7kmに延長された。

  第3回(1991)大会、
    東京会場  5.2km、
    神戸    1.3km、
    名古屋会場 2.8kmのコースが使われた。*1)
  第4回(1992年)大会、
    横浜会場  資料無し、 おそらく2.4km *2)、
    神戸    資料無し  おそらく1.4km *3)、
    名古屋会場 資料無し、 おそらく2.8km *1)、
   本大会より、ラリー時の正式計時が取り入れられた。

   全般に道幅が狭く、追い抜きができないため、一定速度で安定して走行できるかどうかを競う形で行われた。あらかじめ指示された一周あたりの目標時間より速くても遅くても減点される。

  第5回(1993年)
    横浜会場  2.4km *2)
    名古屋会場 2.8km *4)
    神戸会場 フルーツフラワーパークに変更
         1.0km(片道500m道路を往復) *5)
  第6回(1994) 神戸会場のラリーコースが周回コース(1.1km)に変更された。*6)

  第7回(1995年)
    神戸会場 1.158km  
    幕張会場 0.83km

 (2)審査 *4)*5)
技術高い技術力が駆使されているかを審査  20ポイント
完成度機能、外観、安全性20ポイント
デザイン 10ポイント
独創性新しいアイデア、創意工夫10ポイント
コストパーフォーマンス低コスト化の工夫、発想10ポイント
     なお、本項の審査が行われたのは1993年度横浜、名古屋会場まで。
     同年の神戸大会以後は要綱にあげられていない。

 (3)最高速/ブレーキテスト
   1993年の神戸大会から導入された。基本的には車両性能の検査であるが、予選を兼ねており、ラリーの組み分けの基準とされた。助走区間(50-70m程度)/計測区間/制動区間(20-25m程度)。最高速に応じてポイントが与えられた。制動区間で停止できないと失格。

 (4)ジムカーナ競技
   おなじく1993年の神戸大会から導入された。パイロンにて区切られた曲がりくねったコースを走行する所要時間を競う物で、所要時間が短い車両に高いポイントが与えられた。コースは参加当日に提示された。



■■■ < 変遷 > ■■■


・初期
  朝日ソーラーカーラリーは1989年、日本で最初のソーラーカーイベントとして神戸市立農業公園にて開催され、10台のソーラーカーが参加した。*1)*9) いずれの資料にも10台と記されているが、車両名は9台しか記載されていない。
 翌1990年にも同じ会場で第2回目が開催され、海外からの二台を含む14台*9)(15台*1))のソーラーカーが参加した。このときは好天に恵まれ、1万5千人の観客が集まったとされる。 *1)
 1991年の第3回では会場を全国3カ所に分散し、神戸市立農業公園に加え、東京都立川市の国営昭和記念公園、愛知県名古屋近郊、長久手町の愛知青少年公園(後の愛・地球博会場)でも開催され,のべ22台が参加した。 *1)*10) 参加したソーラーカーの多くが3会場全てに出場したという。 *9) 1991年より、車体の規格などレギュレーションが拡充され次第に競技的色彩を強めていった。 *1)

・シャープクラス(学生クラス)
 朝日ソーラーカーラリーにおいて特筆すべきは、1992年から「シャープクラス(学生クラス)」が創設されたことである。これは主催者側が、書類選考で選ばれた10の学校にそれぞれ同じ480wソーラーパネル、コントローラ、モーター、バッテリーを支給し、学校側はそれらを用いて車両を製作して大会に参加するというものである。シャープクラスは神戸会場にて第1996年まで、幕張会場で1997年から1998年まで続けられ、総計70の学校がこの特典を利用してソーラーカーを製作して大会に参加した。
 冠名のとおり、太陽電池パネルメーカーであるシャープ社の他、日本電池、ツシマエレクトリックの協力による制度であり、学生ソーラーカーの普及、発展という意味で日本のソーラーカー文化のボトムアップに多大なる貢献がなされた。後に大阪府主催による「エコエナジーOSAKA」でも、同じような制度が設けられた。 *7)*8)*9) 同様の制度が初めて導入されたのは1989年の ソーラーカーデザインGP'89にさかのぼる。

・イベント実施主体
 1993年より競技結果に岡波勉氏のサインが見られるようになり、*5) 主催者の朝日新聞グループから、自動車競技会開催のK/Hを有する企画会社Two&Fourにイベント運営が委託される形で開催されるようになっていたことが伺われる。

・公園ラリー形式
 1993年から導入された 最高速/ブレーキテスト、ジムカーナ競技と、周回ラリーを組み合わせた形式が、以後の大会での標準的な様式となっていった。日本国内では公道を使った本格的な長距離レースは1990年代初期の数例を除いて認められていない。一般への啓蒙を主目的に大都市近郊に会場を求めた場合には狭い会場を使用せざるを得ない。このような様式は比較的小規模なソーラーカーイベントの形式として定着していった。
 最高速/ブレーキテスト、ジムカーナ競技、ともに、いずれも高得点を得るためには車両性能に加えドライビングテクニックが要求された。ジムカーナ競技においては無理な運転により車両の破損、横転も見られ、1998年の幕張会場では学生チームのドライバーが病院に搬送される事故が発生した。

・共催イベント
  朝日ソーラーカーラリーでは、開催目的に沿って他のイベントとの積極的な共催が行われた模様である。  第一回、1998年の神戸大会は、神戸で開催された国際太陽エネルギー会議にあわせて実施された。本来は会議の前日に設定されていたが雨天のため一日延期され、会議と同日の開催になってしまったようである。 *1)*9)
 1994年の神戸大会では石油資源の枯渇と生活に関するシンポジウムが同時開催された。 *9)
 1995年の幕張大会は「全国都市緑化ちばフェア」に合わせて開催された。また96年以後の幕張大会は「エコメッセちば」と同時開催されている。 *9)

・最盛期〜イベント中止に至った経緯
 神戸大会への参加台数は1996年に約80台に、幕張会場においても約60台と増え、その8割前後が学生主体のチームとなった。とりあえずモーターで走る車両さえできあがれば参加することができるため、工業高校や一般からの登竜門としての役割をはたしていた。また試行錯誤を凝らしたユニークな車体が多いことでも注目された。公園ラリー様式の性格上、大型の本格的なソーラーカーの出場は次第に減り、瞬発力や操舵能力を追求した電動カート的な車両が増えていった。
 狭い会場での開催は、観客と参加者、ソーラーカーとの距離を縮め、一般の観客は文字通り手の届く距離でソーラーカー競技を観戦することができた。しかし、その反面、観客との距離の短さは、安全性に関する深刻な課題を提示することとなった。
 1998年の幕張大会ではジムカーナ競技中にコントロールを失ったソーラーカーが構造物に衝突し、ドライバーが骨折する事故が発生した。大会自体は継続されたが翌1999年と2000年に幕張での大会が開催されなかった理由の一つと推定される。
 2003年の神戸大会の初日には、最高速/ブレーキ競技中にブレーキが壊れたソーラーカーが暴走して競技エリアから飛び出し、観客を巻き込んだ人身事故が発生した。*11) そのため大会途中でイベント自体が取りやめとなり、次年度からは開催されていない。

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 本来、車両の安全性試験であるべき内容を競技にすり替えてしまっていた点、競技内容そのものがソーラーカー本来の在り方からかけはなれたものとなりショー的な要素を前面に出しすぎた点、競技エリアと観戦エリアを分ける厳格な区分管理がなされていなかった点など、再考すべき事項である。観客がソーラーカーにフレンドリーに接することができるようにという運営方法が、逆に仇になってしまったという、大変に残念な結果であった。

 朝日ソーラーカーラリーは、鈴鹿ソーラーカーレース、秋田のWSR等に比較すると、初心者でも参加しやすく、ソーラーカーへの入門、普及、一般への啓蒙という意味で重要な役割を担っていたイベントであった。十分な安全対策を取り入れた上での再開を強く期待している。


'95朝日ソーラーカーラリーin神戸  <拡大画像>

■■■ < 個別資料 > ■■■

************************** 1989 ******************************

'89朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1989年9月3〜4日
  場所 神戸市立農業公園 兵庫県神戸市西区押部谷町高和字性海寺1557-1
  参加台数 10台
  観客   5000人 *9)
  参加チーム、結果

参加チーム代表者による意見交換会
  元々9月3日開催の予定であったが、雨天のため欲4日に延期された。予定変更のため3日には参加チーム代表者による意見交換会 *a) が開催された。司会は参加者でもある東京電機大学の藤中正治教授であった。

ソーラーカー研究会
  9月7日には、おなじく神戸にて開催されていた国際太陽エネルギー学会にて「ソーラーカー研究会 *b)」が開催された。座長は堀米孝(東京農工大学電気工学科教授)、報告者は、中村英巳(株式会社ほくさん研究開発本部 研究所基礎研究部製品開発グループ)、牛山泉(足利工大機械工学科教授)、藤中正治(東京電機大学電子工学科教授)、発言者、山脇一(ハマ零、メイテック勤務)、勝部欣一(日本生活協同組合連合会参与)、金山公夫(北見工大機械工学科教授)他、シャープ、京セラの担当者、他、参加者70人。

国際ソーラー展
  国際太陽エネルギー学会場内では国際ソーラー展 *b) が開催され、朝日ソーラーカーラリー出場者5台(シモン、TES-K3を含む)、ソーラーボート4艇(アイシン精機の、太陽電池+スターリングエンジン駆動ソーラーボート他)、シャープのソーラーカー、ソーラーボート用、極薄積層構造太陽電池パネル等が展示された。

*a)「未来の交通手段 僕らが切り開く」朝日新聞,1989.09.04
*b)「ソーラー研究会 神戸で初会合開く」,日刊自動車新聞,1989.09.09,

************************** 1990 ******************************

'90朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1990年10月
  場所 神戸市立農業公園 兵庫県神戸市西区押部谷町高和字性海寺1557-1
  参加台数 14or15
  観客
  参加チーム、結果

  特別リンク Critical Point 倫界点より「朝日S.C.R.90ギャラリー
   Solar Japan 江口倫郎氏のサイト http://www.e-guide.ne.jp/mt/2006/10/scr90_1.html


************************** 1991 ******************************

'91朝日ソーラーカーラリーIN東京 資料捜索中
  日時
  場所 東京都立川区緑町3173 国営昭和記念公園
  The rally course was 5.2km/round.
  参加台数 〜22台
  観客
  参加チーム、結果

'91朝日ソーラーカーラリーIN名古屋
  日時
  場所 愛知県愛知郡長久手町大字熊張 愛知青少年公園
  The rally course was 2.8km/round.
  参加台数 〜22台
  観客
  参加チーム、結果

'91朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時
  場所 神戸市立農業公園 兵庫県神戸市西区押部谷町高和字性海寺1557-1
  The rally course was 1.3km/round.
  参加台数 〜22台
  観客
  参加チーム、結果

************************** 1992 ******************************

'92朝日ソーラーカーラリーIN横浜
  日時 1992年 9月?
  場所 神奈川県横浜市緑区奈良町700「こどもの国」
  The rally course was 2.4km/round.
  参加台数 24台
  観客
  参加チーム、結果

'92朝日ソーラーカーラリーIN名古屋
  日時 1992年 10月2〜3日
  場所 愛知県愛知郡長久手町大字熊張 愛知青少年公園
  The rally course was 2.8km/round.
  参加台数 24台
  観客
  参加チーム、結果

'92朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1992年10月9〜10日
  場所 神戸市立農業公園 兵庫県神戸市西区押部谷町高和字性海寺1557-1
  The rally course was 1.4km/round.
  参加台数 28台、内シャープクラス10台
  観客 27000人
  参加チーム、結果

************************** 1993 ******************************

'93朝日ソーラーカーラリーIN横浜
  日時 1993年 9月4〜5日
  場所 神奈川県横浜市緑区奈良町700「こどもの国」
  The rally course was 2.4km/round.
  参加台数 28台
  観客
  参加チーム、結果

'93朝日ソーラーカーラリーIN名古屋
  日時 1993年 10月2〜3日
  場所 愛知県愛知郡長久手町大字熊張 愛知青少年公園
  The rally course was 2.8km/round.
  参加台数 25台
  観客
  参加チーム、結果

'93朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1993年10月9〜10日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 片道500mの往復.
  参加台数 27台、内シャープクラス10台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 1994 ******************************

'94朝日ソーラーカーラリーIN名古屋 資料捜索中
  日時 1994年 
  場所 愛知県愛知郡長久手町大字熊張 愛知青少年公園
  The rally course was 2.8km/round.
  参加台数
  観客
  参加チーム、結果

'94朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1994年10月8〜9日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.1km/round.
  参加台数 54台、内シャープクラス10台
  観客 
  参加チーム、結果

************************** 1995 ******************************

'95朝日ソーラーカーラリーIN幕張  資料捜索中
  日時 1995年 
  場所 千葉県立幕張海浜公園(千葉県市美浜区、幕張新都心内)
  The rally course
  参加台数
  観客
  参加チーム、結果

'95朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1995年10月14〜15日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.100km/round.
  参加台数 69台、内シャープクラス10台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 1996 ******************************

'96朝日ソーラーカーラリーIN幕張  資料捜索中
  日時 1996年 10月5〜6日 *12)
  場所 千葉県立幕張海浜公園(千葉県市美浜区、幕張新都心内)
  The rally course
  参加台数
  観客
  参加チーム、結果

'96朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1996年10月12〜13日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.100km/round.
  参加台数 エントリー80台 出場75台、内シャープクラス10台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 1997 ******************************

'97朝日ソーラーカーラリーIN幕張 *13)
  日時 1997年 10月4〜5日
  場所 千葉県立幕張海浜公園(千葉県市美浜区、幕張新都心内)
  ラリーコース 一周約830m
  参加台数 エントリー46台、参加45台(内シャープクラス10台)当日リタイヤ1台
  観客 報告無し
  学生クラス優勝 立命館大学ソーラーカーサークル(Nandeyanen)
  参加チーム、結果

'97朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1997年10月11〜12日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー73台 出場71台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 1998 ******************************

'98朝日ソーラーカーラリーIN幕張 *14)*15)
  日時 1998年 10月3〜4日
  場所 千葉県立幕張海浜公園(千葉県市美浜区、幕張新都心内)
  The rally course
  参加台数        (内シャープクラス10台)
  観客
  参加チーム、結果


'98朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1998年10月10〜11日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー76台 出場75台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 1999 ******************************

'99朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 1999年10月30〜31日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー70台 出場68台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 2000 ******************************

'2000朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 2000年10月14〜15日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー77台 出場72台 出走68台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 2001 ******************************

'2001朝日ソーラーカーラリーIN幕張  資料捜索中
  日時 2001年 
  場所 千葉県立幕張海浜公園(千葉県市美浜区、幕張新都心内)
  The rally course
  参加台数
  観客
  参加チーム、結果

'2001朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 2001年10月20〜21日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー60台 出場55台 出走49台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 2002 ******************************

'2002朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 2002年10月12〜13日
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー72台 出場63台 出走57台
  観客 人
  参加チーム、結果

************************** 2003 ******************************

'2003朝日ソーラーカーラリーIN神戸
  日時 2003年10月18〜19日(予定)
  場所 神戸市立フルーツフラワーパーク 兵庫県神戸市北区大沢町上大沢字西谷2150
  The rally course was 1.158km/round.
  参加台数 エントリー56台
  観客 
  参加チーム、結果

  10月18日午後1時55分頃、最高速ブレーキテスト中に観客が巻き込まれる人身事故が発生した。この事故で主催者はイベントの中止を決めた。

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■■■ <謝辞とお願い> ■■■

 本項をまとめるにあたり、貴重な資料を御提供頂いた柴田茂壽氏(シバタファミリー・ソーラーカーチーム)、山田喜夫氏、吉田充男氏(堺市立工業高等学校)、立命館大学 EV-Racingの皆様、江口倫郎氏(Team Solar Japan)、細川信明氏(パンダサンチーム)に深く感謝致します。

 当研究所では、引き続き、初期の大会、特に1991年の東京会場、名古屋(長久手)会場、幕張会場にて開催された大会の資料、新聞記事、写真画像などを捜索しております。本サイトを閲覧頂けました皆様の御協力を御願い致します。

■■■ < 参考文献、資料 > ■■■

*1) 後藤公司(Kouji Gotoh)著,「ソーラーカー」日刊工業新聞社,1992.02.29

*##)'89朝日ソーラーカーラリーin神戸 公式プログラム(資料提供 江口倫郎氏)
  「夢の次世代へ走れ」,朝日新聞,1989.08.28.夕刊(資料提供 江口倫郎氏)
  「実用化への夢乗せ 個性豊か10台競う」,朝日新聞,1989.09.03(資料提供 江口倫郎氏)
  「いま、ソーラーカーに熱い視線」,朝日新聞,1989.09.04, (資料提供 江口倫郎氏)
  「アイデア満載 クリーンに快走」,朝日新聞,1989.09.04?夕刊(資料提供 江口倫郎氏)
  「光率No.1 太陽虫」,日刊スポーツ新聞,1989.09.05.(資料提供 江口倫郎氏)
  「地球に優しい車たち」,朝日新聞,1989.09.05朝刊,(資料提供 江口倫郎氏)
  「ソーラーラリー元年」,日刊自動車新聞,1989.09.07.(資料提供 江口倫郎氏)
  「夢の車 実用へ発発進」,朝日新聞,1989.09頃(資料提供 江口倫郎氏)
  「当社チーム、グランプリに」,三菱自動車工業社内報,第117号(2),1989.09.15.,(資料提供 江口倫郎氏)
  「クルマは太陽で走るのです」,ベストカー,p.100,三推社/講談社,1989.11.10.
*##)'90朝日ソーラーカーラリーin神戸 公式プログラム(資料提供 江口倫郎氏)
  「夢の車15台が大集合」朝日新聞,1990.10.05.(資料提供 細川信明氏)

*##)'91朝日ソーラーカーラリーin神戸 公式プログラム(資料提供 江口倫郎氏)

*2)'92朝日ソーラーカーラリーin神戸 公式プログラム, 朝日新聞大阪本社宣伝部, 1992年10月,
  (資料提供:山田喜夫氏、吉田充男氏/堺市立工業高等学校、江口倫郎氏)
*#)'92朝日ソーラーカーラリーin横浜  公式プログラム(資料提供:柴田茂壽氏)
*#)'92朝日ソーラーカーラリーin名古屋 公式プログラム(資料提供:柴田茂壽氏)

*3)'93朝日ソーラーカーラリーIN横浜開催要綱(資料提供:柴田茂壽氏)、
'93朝日ソーラーカーラリーin横浜 公式プログラム, 朝日新聞大阪本社宣伝部,1993年9月
  (資料提供:柴田茂壽氏)
*4)'93朝日ソーラーカーラリーIN名古屋開催要綱 (資料提供:山田喜夫氏、吉田充男氏/堺市立工業高等学校)
*#)'93朝日ソーラーカーラリーIN名古屋 公式プログラム(資料提供 江口倫郎氏)

*5)'93朝日ソーラーカーラリーIN神戸開催要綱(資料提供:柴田茂壽氏)
  同ラリー暫定結果(資料提供:山田喜夫氏、吉田充男氏/堺市立工業高等学校)

*6)'94朝日ソーラーカーラリーIN神戸開催要綱(資料提供:柴田茂壽氏)

*7) http://www.haec.ac.jp/Solarcar/solar92.htm
*8) 米田、山田、吉田,「ソーラーカー製作ガイドブック」, パワー車, p89, 1993.09.10.
*9) 笹田浩朗,「朝日ソーラーカーラリーの変遷」, Journal of JSES, Vol.24,No.5,1998.
*10) http://www.haec.ac.jp/Solarcar/solar91.htm
*11) http://www.kik-izoku.com/kik-news/n-42.htm
*12) http://www.kt.rim.or.jp/~pagori/a00800.htm
*13)'97朝日ソーラーカーラリーIN幕張開催要綱、公式資料(資料提供:立命館大学 EV-Racing)
*14)'98朝日ソーラーカーラリーIN幕張開催要綱、(資料提供:立命館大学 EV-Racing)
*15) http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/gakujutu/solar/98makuhari/index.html
   http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/gakujutu/solar/98makuhari/981003.htm
   http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/gakujutu/solar/98makuhari/981004.htm
   http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/gakujutu/solar/98makuhari/result.htm

*************************************************************


第一稿   2006.03頃
追記    2006.09.24.
誤記訂正  2007.07.18.
画像追加  2007.08.14.

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