The Place in the Sun

三文楽士の休日

SOLAR BYKE RACE IN HAMAMATSU 2014

2014浜松巡礼編

2014 PILGRIMAGE TO HAMAMATSU


ペロポネソスの既視感  PELOPONNESOS DEJA VU


第六章 60秒間の無言歌劇


Section 6: The 60 Second Opera without Words



フリースタイル(パフォーマンス競技) 審査員席

10:00-12:30  フリースタイル

 例年、僕たちのチームが最も高得点を得れる種目である。競技時間は1分間。その間にソーラーバイクがスタートラインからゴールラインまでの50m程を走るのだが、その間に(コースを汚さなければ)原則として何をしてもOK。得点は審査員9名が各10点満点で採点。採点基準は各審査員に任されている。



審査員の方々



ダンスは定石、こちらの女性の方々はホントに女性

 

怪しいアクターがチラホラ。
左:MAXSPEED、芦屋大OBを中心とした混成チーム、TIGAばりのタイヤ交換を披露。
右:チーム夢源、本来スーパー電動バイクチームであるが、ここにはホンワカと参加している。

 アクターに子供を使うと高得点を得やすいのだが(2010年)、大人の都合で子供達を引っ張り出すのも気が咎めたので2012年同様にバイクと音楽と寸劇を絡めた正攻法で攻めることにした。前回、登場人物が多くてアクターが足りなくなった反省を踏まえ、今回の主アクターは二人、他は黒子である。

 ネタは「必殺!仕事人」



 生伴音楽演奏(経過時間をアクターに知らせる役目でもある)に合わせて行う寸劇の主演男優=悪代官は脚本家自身、音楽は定番のトランペットに高橋のスネアドラム(意外に上手い)、ビラスラップ一発を添えるためにわざわざフリースタイル競技を見に来たのは一昨年のトランペット奏者Annie-kさん。


衣装合わせ中

仕事人は中村、バイクを影で動かす黒子が松丸、黒子スタイルの記録係が政井。



 シナリオ、演出、衣装には、かなり自信があったのだが、みっちり打ち合わせと練習をするはずだった昨夜がドタバタで完全に潰れ、さらには競技直前の休憩時間も、オドメーターリセット騒ぎで脱力しまくり。個人演技的には、審査員席に上がって賄賂の小判(お菓子)を配った悪代官はオオウケ、バイクに乗った仕事人も雰囲気十分だったが、全く練習できなかったので暗殺場面の絡みがグダグダになり、採点は90点満点中86点、タイムが2秒ずれたので2点減点され84点で6位。

動画は Youtube にて


 密かに満点を狙っていたのでかなり不本意な結果であった。



順番待ちしているとピット裏側から「メリメリ」と異音。
振り返ると充電スタンドが倒壊していた。支えの鉄骨が足りないよ。



昼休みに客人:高橋さん、FB外では初めまして。



昼休みに チーム夢源によるホンキのデモ走行

13:30-14:30  スプリント(二日目)



フリースタイル競技が終わると、怪しげな装束のライダーが増えてくる。

 昨日、出走できなかったスプリントレースである。昨年まではルマン式スタート+5周のタイムレースで順位に応じたポイントが与えられたが、今回は距離が半周ほどに短縮され、3台対抗の勝ち抜き戦で、勝ち抜きに応じてポイントが与えられてゆくシステムに改訂された。

 距離が短いのでスタートダッシュが勝負である。チーム最軽量でかつ足が速そうな最若年ライダーの政井しかいない。相手は紀北工業高校の藪下先生が裏で操る和歌山大学チームの女性ライダーである。



ルマン式スタートのダッシュは政井ライダーが圧勝



バイクの加速も軽量故ソコソコだったが・・・・・



最高速が伸びず、パイロンスラローム中に抜かれた。

 少々ヒヤリとした場面もあったが政井の反射神経で回避。ライダーチームの粋を出し切った勝負であったが、一回戦敗退に終わった。





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三文楽士の休日

Solar Bike Race in HAMAMATSU 2014

2014浜松巡礼編 「ペロポネソスの既視感」

公開  2014.09.30.
動画リンク追加  2014.10.04

Copyright Satoshi Maeda@Team Sunlake
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