The Place in the Sun

三文楽士の休日 2007浜松編

Solar Bike Race in Hamamatsu 2007
ソーラー・バイク・レース in 浜松 2007

参戦記 II 「The Wind from HAMAMATSU」



§1 第一日目 前半



2007年10月13日(土)



04:00 起床 集合場所であるサンレイクガレージに向かう。



05:00高橋と合流。車両と必要機材は作事の夜に積み込んである。



05:10 サンレイクガレージ出発

 琵琶湖大橋を渡り、栗東インターから名神高速道路に入り、東に向かう・・・・はずが、太陽電池からの充電用ケーブルを忘れたことに気が付き、竜王インターで降り、我が家に寄ってあり合わせの電線を積み込み、再び八日市インターから名神に戻るというドタバタ。


名神高速から湖東三山方向を望む。ぐずぐずしている間にすっかり夜が明けてしまった。



滋賀県最高峰の伊吹山。山頂には氷河時代の植物群が残る。



途中で見かけたLOTUS



8:13 浜名湖サービスエリア通過



朝の浜名湖



浜松西インターで高速を降りる



浜松オートは・・・・さて、どちらに行けばいいんだ?



1年ぶり、浜松オートの大看板発見。



関係者入り口。


08:30 浜松オートレース場着。昨年に続いて二回目なので、今回はスムーズに到達した。


少し早く到着していた立命館大学チームと協力して車両をアンロード。


 今回は輸送コスト節減のため、ワゴン車にFujio号と立命館のGreenMossの二台を積み込んできたのである。少し遅れて東京方面から平澤監督到着。あれれ今日はいつものSVXじゃないの?



これがスマートロードスター、通称「スマロド君」。見た目は可愛いが、乗り心地は・・・・・。







 平澤と高橋が完成したFujio号に乗るのは初めて。私も広い場所では乗ってないので、まずは試走コースを使って最高速と電流値チェック。発進時は振り切れるが定常状態で12A程度。最高速度は30km/hr強。昨年と違い、モーターの定格内で運転可能となったことは喜ばしいが、常時12A以上流れているとなると甘く見て平均消費電力600w。バッテリー総容量2kwhとすると単純計算で3時間ちょっとしか走れない・・・・これはかなりピンチ。

 隣を見れば、


池田溶接製作所さんの電動バイク群。完成度高そう、今年はレベル高いかも。


08:45 受付していないのを思い出して慌てて受付場所に。今回から参加料¥5000。ゼッケン「7」番と資料をいただく。(受付は08:00-09:00)公認サイトには掲載されていない詳細レギュレーションが出来ている。


 元々がソーラーカー用バッテリーを二次利用して、短距離レース用に企画設計されたFujio号のバッテリー容量は浜松のレギュレーションには合致していない。これは承知の上での参加。オーバーした分に科せられるペナルティは覚悟の上だったのだが、詳細レギュレーションに従って計算すると、なんとマイナス88ポイント(1ポイントは走行距離1kmに相当)。この事実が判明した瞬間、僕たちの目標は極めて明確になった。

目標: 総ポイントをプラスにすること。

 昨年度は悪天候のため商用電源からの充電が認められたので、うやむやになってしまい、どれだけペナルティで減算されるか?は決まっていなかったのである。


コースに出てみると、青空にくっきり観覧席、定番の構図を撮ることができた。



こちらイベント仕掛け人、山脇実行委員長



HAMA零チーム所有の初代プリウス。立命館大学の木下氏が
四国燃費ラリーで徹夜運転させられたってのはこれかな?



サイドには「 Solar Chalenger 」の文字


9:30

 「手の空いている人、ピットエリアに集まってくださーい。」 の声。


参加者総出で充電スタンドの組み立てが始まった。


 このイベントは人使いが荒いのが特徴。昨年度はスタッフが少なかったので、参加者を現地徴用しての即席スタッフが運営に当たっていたくらいである。だが、もともと半手作りイベントなのは承知の上。むしろ競技が始まる前に参加者による共同作業があることで、一体感が醸成され、イベント自体の雰囲気がぐっと柔らかくなる。工事の足場などに使う単管の鉄パイプと道路工事用のトラ標識を使って即席のスタンドを組み、50wのソーラーパネル6枚を並べ、計300wが1チーム分。


大勢でかかったので30分程で済んでしまった。



個別の配線は各チームが自分で行う。



腹筋が・・・・



だめですよ、山脇さん。ガソリンバイクなんかに乗っていちゃあ。



11:00 車検開始


 例によって車検会場には1番で並ぶ. もちろん車検一番を狙っているのだが、車検は数カ所で平行して始まってしまい、あれあれという間に終わってしまったので、どのチームが1番だったのかはよく分からない。


「バッテリーは?」 「(自信たっぷりに)大幅オーバーです。」



こちらは静岡工科自動車大学校チーム



浜松ではお馴染み 長野県池田工業高等学校
長野県の県立高等学校には「県立」が付かない。



車検のあとは運動性能のチェックとタイムトライアル


最初の一周はオフィシャルの伴走あり、2周目はタイムトライアル。

 Fujio号もそうなのだが、多くの参加車両は完成後間もない上に、公道を走ることができないので、浜松オートレース場に持ち込んでからが事実上の試運転というケースが少なくない。



昨年総合優勝のチーム・プロミネンス 浜松用新型車 The Wind from the Sun

 このイベントのために急遽製作し、昨日完成したという新車はタンデム自転車をベースに改造したサイドカータイプ。見た瞬間「これは曲がれないぞ」と思ったが、試走ではそのとおり、スラローム中に何度も転びそうに。しかし人間の適応能力は凄いもので、何周かするうちに、ライダーの体重移動でスラロームをクリアできるドライビング・テクニックが開発されていきました。



静岡工科自動車大学校


静岡工科自動車大学校の指令車 なかなかポップ



超スパルタな一台。最もシンプル、もちろん最軽量なのは解るが、どうやって乗るの???

 静岡理工大学越水研究室。だれかが支えないと発進困難。停まることは可能だが、停まった瞬間に倒れるので再スタートする場合は自力でなんとかしなければならない。なので、少々何があってもピットまでもどってこなければならない。当初は前輪が曲がる様に製作したらしいが、それでは乗りこなせないのでリジッドに改造、すなわちカーブするのに使える手段は体重移動のみ。速度制御は右手の親指、ウインカーは左手の親指。走行中は腕立て伏せ状態なので、なによりも必要になるのは腕力。


12:00 車検、テストラン終了予定時刻。各チーム思い思いに休憩中。お弁当を食べながら、まったりと時間が流れていた。


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