The Place in the Sun

三文楽士の休日 2007浜松編

Solar Bike Race in Hamamatsu 2007
ソーラー・バイク・レース in 浜松 2007

参戦記 II 「The Wind from HAMAMATSU」



プロローグ

2007年 9月17日 太田鉄工所

 太田鉄工所では、モーター駆動に必要なIGBTの電流容量を見誤ったためにリレーを使った応急の電気系で初レースを迎えることになってしまったFujio号を、当初の構想どおりの姿に仕上げるための改造工事が急ピッチで進められていた。Fujio号の生い立ちについてはこちら:2006浜松編をご参照いただきたい。


電装系の配線中。今回、僕がお手伝いできたのはここだけ


 Fujio号は、太田龍男氏と、元2&4代表の故岡波氏との電動車両レースのレギュレーションに関わる議論から生まれることになった電動バイクである。故岡波氏との約束を果たすためにも、このバイクを完成させなければならない。バイクの心臓部になるモーターは安川電機製800watt、DCブラシモーター:立命館大学ソーラーカーサークルのNandeyanen号が、1996朝日ソーラーカーラリーin幕張の学生クラスに初出場し、クラス優勝した際に搭載されていた由緒あるモーターだ。しかし、永久磁石の経年変化により界磁が弱くなっているようで、無負荷回転数は定格の2割り増しになっている。その分、トルクは低下し、効率も落ちているはずだ。元々、巻き線抵抗が小さかった上に、当初設定したギア比が高すぎ、さらにトルクも落ちていたという悪条件が重なり、発進時の過電流にIGBTが耐えられなかったのである。


コグベルトとチェーンを使って二段階に減速された動力系



太田氏により新たに作られたバッテリーボックス
手前は昨年僕が作った木製バッテリーボックス



鉄工所前の駐車場を数周試走した龍男氏
「ううむ、まだまだ過電流ぎみやなあ。」



どれどれ、今度は有彦氏による試走


 狭い駐車場では全開で定常スピードに達するまで走らせることができないので、正確なところは解らないが、電流系の針が右端に張り付いたままだった昨年に比べれば、電子制御が可能な領域には入ってきたようだ。


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2007年 10月08日 太田鉄工所




 次週のソーラーバイクレース浜松に向けて、Fujio号と、ついでに一緒に輸送することにした立命館大学EV-RacingのGreenMoss(通称:カエル号)をワゴンに積み込み、一週間お預かりする。僕たちの使命は完成したFujio号を競技会でしっかりと走らせることだ。


今回、サンレイクから参加するのは3名。ということで、残念ながら HANA号 は御留守番である。


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