Day 6 | 本戦オンロード初日 | The 1st Day of On-Road Event |
2015年1月16日 ADSC本戦 Day 1
アブダビに来て6日目、ようやく今日からがレース本番である。
今日のコースは、YMCを出発し、アブダビ市の外周を囲うように反時計回りに走り、アブダビ首長国の東端、オマーンとの国境にあるアブダビ第2の都市「アル・アイン」を周回、アブダビ国際空港近くのマスダール・シティをゴールとする東回りループだ。
07:00 ドライバーミーティング
見に行きたかったが忙しそうなのでパス。
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各チームともキャラバン準備に忙しい。
スティーブはバッテリー封印の最終確認に各チームを回っている。
07:15 日本チームの様子を見にガレージに行こうとするところをグレッグに呼び止められた。
「サトシ、君に課題がある。昨夜のインスペクター会議の結論として、ヒロシマは車検結果に基づき毎日75分のペナルティだ。これはあまりに大きい。陪審に抗議を出せばペナルティを減らして貰える可能性がある。彼らにそのように伝えてくれ。」
「具体的に、どうすればいいんだ?」
「陪審員にメールを出せばいい。ダンでも、イワタサンでも、自分でもOKだ。」
各チームに同行するオブザーバー。手にしているのはGPSユニット。
これで各チームの位置とスピードを計測し、スピード違反の有無を記録する。
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スターティング・ゲートに向かうチーム
スタートはYMCピットビルの海側のコーナー
今日でYMCとお別れである。
08:00 ADSC2015 本戦スタート
予選一位はトルコ、イスタンブール大学のSOCRAT。以後一分ごとに順番にスタートして行く。予選結果は以下の通り
No.34 SOCRAT
No.08 パンチ PUNCH Powertrain
No.02 ミシガン大 ADU-U-Michigan
N0.30 アロウ Team Arrow
No.32 プリンシピア Principia HCT
No.1 PI Solar Car Team
No.15 ZHAW / Buhier
No.29 エコ・ソーラー Eco Solar Breizh
No.9 オンダ・ソラー レOnda Solare
No.55 ヒロシマ HIT (Hiroshima)
No.95 アポロ Apollo
No.256 オレゴン大 OSUSVT
No.75 東海大(トーカイ) Tokai
No.17 イリノイ大 ISU
No.90 オキナワ Okinawa
オンロードイベント1日目のコース前半は、ヤス・マリーナ・サーキットから反時計回りにアブダビ市街を一周して、チェックポイントであるUAE大学のある古都アルアインに向かう191.6km。
僕が乗るのはインスペクター1号車、前から4番目の車両の直後をキープして走行状態を把握する役回りである。
「2台目のスタートの写真を撮り終えたら車に乗れ。」とスティーブ。
08:01 パンチ・パワートレイン スタート
予選2位のパンチ・パワートレインチームのスタート見届けて助手席に乗り込むとスティーブに「ナビしてくれ。」といきなりラリーブックを渡された。おいおい、せめて前の晩に見せてくれよ、ラリーブックを読むのはPhaethon2004以来10年ぶりだ。
08:02 ミシガン大学 スタート
予選3位のミシガン大チーム
08:03 チーム・アロウ スタート
予選4位の No.30 アロウ を追ってスタート
赤く見えるのはフェラーリ・ワールドの巨大な屋根
フェラーリ・ワールドの次はYASウォーター・ワールド。その脇を抜けると、YASアイランドを出て海沿いの道。
08:20 E12:シャハマ・ドバイ・ロードに沿い、アブダビ市街を左手遠くに見ながら北西に進む。
08:25 コースはサンディヤット島で南西に向きを変える。
島を通りぬけると、それまで左手に見えていたアブダビの高層ビル群が正面にそびえ立った。
08:30 アロウ の後ろをキープし、アブダビ市街地に入った。
ADSCポスターに使われたレプリカソーラーカーがチラリと見えた。
08:37 2番目にスタートしたパンチが前方に見えてきた。3番スタートのミシガンが前に出ていることになる。
アロウがパンチを抜き、順位が入れ替わった。
08:44 さらに後ろから追いついてきた6番スタートのPIがパンチを抜く。
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左:Jumeirah At Etihad Towers Residence は280m。
右:宮殿とも呼ばれる Emirates Palece Hotel Abu Dhabi の門。
上位はスタート直後の混戦模様。アブダビ市街の外周コースにて抜きつ抜かれつで順位はめまぐるしく変わる。新たに4番手になったPIの後方に付くため、我々の車両もパンチを抜いて前に出た。そのとき、
「レーンを間違えた!」
スティーブが舌打ちした。PIは左折レーンだが、自分たちは直進レーンだ。
08:47 エミレーツ・パレス・ホテルの門を通り過ぎてUターン。
少なくとも 前方には SOCRAT、ミシガン、アロウ、PI、パンチの5台がいるはずだ。先に出て確認したいが市街地なので飛ばせない。しばらく走るとパンチが見えてきた。これを追い抜くと4番手の後ろに位置するはずだが・・・・、
コースはスルタン・ビン・ザイード・ストリートを進む。パンチは後方に付いてくる。
陸橋の向こうのビルが国際展示場に隣接する Hyatt Capital Gate Abu Dhabi
最終日に展示が行われる国際展示場、ソーラーカーパレード起点のFBGアリーナを左手に、
09:07 そして、シェイク・ザイード・グランド・モスクが見えてきた頃
Sheikh Zayed Grand Mosque
前方に5番スタートだったプリンシピアが見えてきた。Uターンしている間に抜かれてしまっていたようだ。この時点で少なくとも5台が前にいることが解った。
09:10 プリンシピアを抜く。
こんどこそ4番手 かな? ・・・・ 前にいるのはSOCRAT、ミシガン、アロウ、PIの4台のはずだが・・・・
09:18 後方からパンチが現れ、僕たちの乗るインスペクター1号車を追い抜いて前に出た。
しばらくパンチを追走していると・・・・・・
09:33 あれれ? 後方からミシガンが現れて僕たちを追い抜いていった。もう順序がさっぱり解らない。
ミシガンと共にパンチを抜き、そのままミシガンを追走してアル・アインを目指す。
速度制限は120km/hrだが、ミシガン大チームは 95km/hrをキープしている。
10:30 速度制限が100km/hrに下がった。街が近づいてきたようだ。
道の両側に木々が増えてきた
10:45 チェックポイント UAE大学に到着
先回りしていたスタッフに誘導されて大学中央棟の前庭に進む。
チェックポイントに止まっていたのは、
Team Arrow
SOCRAT
ミシガン大
の三台。と、いうことはPIは既に15分以上前に出発しているということになる
チャックポイントでの停車時間は15分間。各チームとも少しで電力を溜めようとパネルを傾けたり、各部のチェックに忙しい。
少し遅れてパンチが到着。
オン・ロード・イベント1日目の後半は、UAE大学を出て、進路を北に向け、Al Hayirで西に向きを変えてゴールのマスダール・シティまでの174.8km。
僕たちは、2位のアロウ、3位のSOCRATを見送り、4番手のミシガンの後ろを追走しなければならない。
11:05 ミシガン大チームを追って出発。入れ違いにトーカイが入ってきた、4位からのビハインドが15分ということになる。その時
「しまった、間違えた。」
スティーブがトーカイに気を取られて逆方向の車線に入ってしまったのだ。幸い、比較的近くにUターンできる場所があったため、道に迷わずに済んだが、せっかく確認した4番手の後ろ、という定位置を見失ってしまってはマズイ。
11:25 方向転換している間に抜かれてしまった5位のパンチを抜いて4位後方位置に付くが・・・・
遠くに霞んで見える山々は国境を越えたオマーン側だ。
4位のミシガン大は遥か前方に進んでしまい全く見えない。
制限速度は120km/hr スティーブは それをもオーバーしそうな勢いでぶっ飛ばす。
11:35 北に向かっていた進路を西に変える。東回りループの北東角 Al Hayir に到達。
単純左折ではなく、一度測道に出てから立体交差をくぐらなければならない。速度を落としたときに、
そこでミシガン大に追いついた。
「ハッハー!!」 とスティーブ。 「やったぜ!!」 という感じである。
すぐ前にアロウが見える。
「いやあ、焦ったぜ。」
「そうかぁ? 楽しそうだったけどな。」
11:50 「ラクダだ、写真を撮れ!」
初ラクダ
モスク
丘の上の建物は学校かな?
古代の砦のようだが、おそらく椰子農園
再びモスク
12:21 ラクダ横断注意の看板砂漠
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道は地平線まで真っ直ぐ。交通量も少ないので、ミシガンと少し距離を取って進む。
12:36 ミシガンの後ろ
背景に見えるパラボラアンテナは、衛星通信会社 Al Yah Satellite Communications
12:38 ADNOC
「ガス補給だ。」
ADNOC は Abu Dhabi National Oil Company ADSC2015のプラチナスポンサーでもある。ソーラーカーと違って、こちらは燃料補給しないと走り続けることは出来ない。ガソリン補給中にスタンドの前を パンチ が通り過ぎていった。
12:43 ガソリンスタンドを出て パンチ を追う。
追いついたのは No.30 アロウ だ。順位が入れ替わっている。
12:51 アブダビ国際空港の横を通過
マスダール・シティへの導入路。周囲は大規模な宅地開発中のようで至る所工事中
ADSCの後で、なにかイベントがあるようだ。
13:07 本日のゴール マスダール:シティに到着。
誘導はゲイル。ソーラーカーは突き当たり左手の展示スペースへ進む。
インスペクターカーとチームの伴走車両はHQテント周辺の駐車場へ
マスダール・シティの完成部分。全体のごく一部で大半は広大な空き地である。
先に着いていたのは PI、ミシガン、パンチ、アロウ の4台。
僕たちに続いて SOCRATが入ってきた。
明日のために早速充電に入っている PI
地元の利点で、がっしりした充電台が準備されている。
ミシガン大チームの甲羅干し。こちらは即席の「御神輿台」風
パンチは三脚式だが・・・・・・人力補助が必至なようだ。
アロウは、コーンを使った間に合わせ
SOCRAT はコンパクトに折りたためるアルミアングル製の台を準備
プリンシピア到着
こちらは、きれいなブロンド髪を惜しげもなくアスファルトに投げ出して人間スタンド。
HIT ヒロシマ工大チーム到着。シュラフを枕代わりに使っているが、裏で支えているのは人間
HQテントでは、スティーブが、各チームのオブザーバーの記録ノートを集め、ヒアリングして細かく内容をチェックしている。
日差しが強く暑い。ようやくソーラーカーレースらしい気候になった。日差しの強さの割に肌を焦がすような感じはない。結局用意していった日焼け止めは使わなかったが腕に時計の跡は付かなかった。
14:15 ティナが「ちょっと代わってくれない?」というので。しばらく交通誘導役の旗振りを担当。
14:27 東海大がゴール。
チェックポイントでは4位から15分遅れという程度だったの
が80分遅れに開いている。道を二回間違えてしまったらしい。
14:50 オンダソラーレがゴール。
15:15 アポロがゴール
TVカメラを担いだ報道関係者にインタビューされそうになったので交通整理役をティナに返して逃げだし、ヘッドクォーターのテントに戻ると、別の人物が話しかけてきた。
「日本語でよければ、いくらでも話してあげるよ。」
と、日本語で返すと、
「少しなら解ります。」
と、日本語が返ってきた。これは失礼。ノルーウェイからソーラーカーを見に来たとのこと。ふと、自分が先ほどまで交通整理をしていたコーナーを見ると、なんと岩田さんが旗を持っているではないか。
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立ってる者は誰でも使う米国流である。
「彼が、WSCで優勝したホンダチームのリーダーだった人だよ。」
と紹介して、おまかせすることにした。
グレッグが「18:00からホテルでインスペクター会議を行う」と告げに来た。
スティーブが、「途中でメシ食ってからホテルに向かおう。」というので付き合うことにしたが、とはいえ、近くに飲食店は全く見あたらない。
「あの大きな丸い看板の隣に、初日にダンさんと行ったモルがある。レストランもいくつかあったよ。」
じゃあそこに行こうと云うことになって・・・・・・
15:45 スティーブとAl Rahaモルへ。
入れ違いに No.15 ZHAW がゴール
さらにオレゴン大学
16:00 Al Raha Moll
時間はかなりずれてしまったが、Al Rahaモルでランチ。ラム肉の串焼きを頬張る(写真取り損ねた)。アブダビに来てから、椅子に座ってランチするのは今日が初めてだ。
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腹ごなしにモルの中をしばらくウロウロ。楽器屋があったので覗いてみたが、民族っぽいのはウードが二本あるのみで、他は普通のギターや電子楽器である。残念ながらウードは持っているんだな。
ペルシャ絨毯屋を冷やかしていたスティーブはカシミヤのスカーフを買わされていた。さらに、「これはナカナカ良い品だぞ、お前もどうだ。」なんて言い出す始末だ。まあいいか。さて、そろそろYas島のホテルに戻ろう。
17:20 車を出すと、またしても
「しまった逆方向だ。」
幹線道路はもちろん、たいていの車道には交差点が無く、全て立体交差かラウンドアバウトである。思っている方向に行くために、どの車線を走ればよいかが本当に解りにくい。ましてや地名もあやふや。Uターンすれば良いだけなのだが、それが簡単にはできない。
このままアブダビ市内まで行って、大きなループで回ってきた方が良さそうだ。この判断は、この時点では正しかった。うまくループに乗って逆方向の車線に入ることができたのだ。
「これでOKだ。次に曲がれるところで左方向に向かってくれ。」
と、僕は云ったつもりだった。
「左だな。」彼は左車線に移動、結果的に左方向に向かう支線に入り損ね、午前中に走ったアルアインに向かう道路に入ってしまった。
ここからがちょっとした修羅場だった。
「違う、左方向だ。」「左と云うから左車線に入ったんだ。」「地図を覚えていないのか?」「地図はダメだ。道路標識を読め。」
あーだこーだと言い合いしながら、なんとか元のモルの前を通る道に戻るまで小一時間。さらには、その道から降りるべき出口から降り損ね・・・・・僕たちが走るべき高速道路が「E11」で目指す出口が「Exit 11」なのも不運だった・・・・・目印のフェラーリワールドを横目に見ながら、今度はドバイに向かう道に入り込んでしまった。夕焼けが見える間は方向も解ったが、18時を過ぎて真っ暗に。さらに目印の建物を見失うと全く方向が解らない。
もう完全に迷宮に迷い込んだ気分である。
「右か左か、どっちに行けばいいんだ!?」
「もう少しゆっくり走って考える時間をくれ!、
この道のシステムは日本の道路とあまりに違いすぎる!」
二人ともケンカ腰である。英語でこれだけ激しく言い合いしたのは初めてだ。
18:45 到着が遅いので心配して電話をかけてきたグレッグの道案内で、なんとかホテルに辿り着いた。
推定ルート
結局、右か?左か?と言い合いしながら約1時間半だ。二人とも、へとへとである。解ったのは、スティーブが実は僕よりも方向音痴だということだ。(SUNLAKEチームの中では僕が一番方向音痴だということになっている))
残り2日、これが続くのか・・・・・・と思い、少し憂鬱になった。
しかし、ここからがインスペクターの大事な仕事である。
オブザーバーによる記録ノートの内容を、皆で確認し、違反事例毎にペナルティを付けて行く地味な作業だ。とくに厳格に見るのはスピード違反。オブザーバーはGPSを持って追跡車に乗り込んでおり、何km/hr違反を何分間続けたかをキッチリとノートしているのだ。他にも定められた表示を車に貼っていなかった、とか、追い抜き時のマナーがどうだとか、細かく書かれている。スピード違反のペナルティは比較的解りやすく規則書に書かれているが、それ以外のペナルティはインスペクターの協議で決められるようだ。インスペクター初体験の僕には相場が全く解らないので、ここはお任せしておくしかない。
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最後の議題がHIT(ヒロシマ)の車検違反によるペナルティの見直しだった。今朝方に話題にしたように、チームが陪審に抗議を出し、陪審からインスペクターにペナルティを見直すように指示が出されていたのだ。ヒロシマチームの車検ペナルティは、
・車体長さの違反
・車体幅の違反
・ブレーキが独立2系統になっていない。
という3点である。
ヒロシマチームの車両「ファルコン」は1995年製、おそらく世界最古の現役ソーラーカーだ。鈴鹿はもちろん、南ア、WSC、ギリシャにも出場してきた車両である。車体サイズ規定は同じISF5000規格、すなわち5000mm×1800mmである。メジャーによる測定では誤差範囲というレベルだったのだろう。しかし、ここではレーザーで正確に測長されてしまったのだ。
精々1−2cmの話である、幅は難しいが長さは切ろうと思えば現場で切れる。僕からは、過去の鈴鹿で金工大の Golden Eagle 5cmオーバーを指摘されて鼻先を切り落とした例をあげ、同様の選択肢も示したのだが、
山田先生も塩川氏も
「やれと云われれば、やれないことはないが、今はペナルティを受けてでも、
その時間を車体の整備に使うほうを選択したい。」
ということで、彼らは潔くペナルティを受けることを選択したのだった。
インスペクター達のケンケンガクガクの議論が一段落していたところで僕は切り出した。
「車体サイズ寸法の規定は非常に明確だ。解釈が入り込む余地は全くない。
ペナルティのウエイト付けについては、僕には経験が無いから解らない。
しかし少しだけ意見を述べさせて欲しい。
まず、ブレーキに関するレギュレーションの記述(英語)は日本人にとっては非常に解りにくい。彼らは前後で独立2系統でも良いんじゃないか?と解釈してしまったんだ。実は僕自身も、ここに来るまではそう解釈していた。」
さらに
「日本チームに、最初にADSCがアナウンスされた際には WSC、ASC、Suzuka のいずれかのレギュレーションを満足していればOKとされていた。しかし、実際に配られたレギュレーションはASCとほぼ同じ内容だ。日本では10チーム近くが参加を検討していたが実際に参加したのは、たった3チームだ。参加チームが減ってしまった一番大きな理由はここにある。」
「Suzukaは閉鎖されたサーキットでのレースだ。公道で行われる競技とは異なり特別なシチュエーションだ。だからSuzukaのレギュレーションをオンロードに適用する訳にはいかない。それは十分理解している。しかし、ASC、WSC、ADSCは同じオンロード・イベントだ。
ASCのレギュレーションは米国の道路交通法に基づいて決められている。そうだな?
同様にWSCはオーストラリアの道路交通法に基づいているはずだ。間違いないね?」
皆、頷いてくれる。
「じゃあ訊くが、あなた方は UAE の道路交通法に詳しいのかい?」
皆がクビを振った。
「そうならば、ADSCでは、ASCとWSCのレギュレーションの両方が許容されるべきだろう。」
実際、日本から参加の3台は、いずれもWSC参加を念頭に製作されたソーラーカーだ。さらに、ヒロシマとオキナワが車検時に直面したトラブルの大部分はWSC準拠の車両を無理矢理ASCに合わそうとしたことに起因しているのである。
20:20 インスペクター会議終了。
今日もまたディナーは、ホテル売店のツナサンドだ。
初稿(FB投稿) 2015.01.24.
画像追加web公開版 2015.06.25.
Copyright Satoshi Maeda@Solar Car Archaeolgy Research Institute Copyright Satoshi Maeda@Team Sunlake
太陽能車考古学研究所
2006.01.01
The Place in the Sun